大須シネマ9月 映画特集・映像祭・イベントのお知らせ

今月の大須シネマはイベント盛りだくさんです!

まず、本日まで開催が
2019/9/16〜20
『インディペンデント映画特集「第一回 仙頭武則 MONJIN映画祭」』

MONJIN〈門人〉映画祭は国際的映画プロデューサー仙頭武則氏に師事した名古屋学芸大学卒業生をはじめとする20歳代の若者たちの作品を集めた上映会。
公式Twitterhttps://twitter.com/monjineigasai

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明日、9月21日からは
2019/9/21〜29
「世界の山ちゃん×CBCテレビ ドキュメンタリー映像祭 with 幻の手羽先」

1951年に日本で初めての民間放送として放送を開始してから様々な番組を放送してきたCBCテレビ。その歴史において、各方面から特に高い評価を受けたドキュメンタリー番組を上映する。
今回上映するのは、新旧合わせて7つの作品。ドキュメンタリーを通して、その当時の世相や人々の生き様を感じてもらいたい。

公式サイト→https://hicbc.com/event/documentary-movie-festival/

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9月21日限りのイベント
 「PACHA -あめつち-」上映会+トーク+コンサート「古代の未来人」行脚2019名古屋公演


水澄げんごろう 岩川光 共同プロデュース、日本・アルゼンチン共同制作短編映画『Pacha -あめつち-』がついに完成!青森とパタゴニア、地球上で最も遠く離れた二か所で撮影された美しい映像と岩川光の音楽宇宙が交差する!自然の尊さ、儚さ、共生の意識の大切さ、そして祈り…。完成を記念し、トークおよび岩川光のソロ・プロジェクト『古代の未来人』のコンサートを交えた盛りだくさんのイヴェントを開催!

公式サイト→https://otonomado.wixsite.com/otonomado/pacha-ametsuchi-japan2019

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2019/9/27〜29 
アニメーション・パレット2019

アニメーション・パレットによる短編アニメーションの上映会が開催されます!

公式サイト→https://animationpalette.wixsite.com/info

アニメーション・パレット

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大須シネマ2019年 9/21〜9/29のプログラム
10:00「あじさいの歌」
以下、日程・時間はホームページご覧ください
・世界の山ちゃん×CBCテレビ ドキュメンタリー映像祭 with 幻の手羽先
・ショートショートフェスティバル
・アニメーション・パレット2019

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大須シネマ(席数42)
営業時間:9時30分開場~21時終了(年中無休)
劇場:名古屋市中区大須3-27-12
電話:052-253-5815
※上映開始前は電話に出られないことがあります。
※ブログコメントにはお答えできないこともあります。
予めご了承ください。

ホームページ:http://www.osucinema.com/
Twitter:https://twitter.com/osucinema
Instagram:https://www.instagram.com/osucinema/

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太平洋ひとりぼっち、ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム、ボブという名の猫 幸せのハイタッチ、サスペリアPART2

『太平洋ひとりぼっち』 ~孤独な冒険~

今回ブログで取り上げる『太平洋ひとりぼっち』という作品は1962年に海洋冒険家の堀江健一が行ったヨット「マーメイド号」による太平洋単独横断をまとめた手記を『黒い十人の女』、『犬神家の一族』の市川崑監督、脚本和田夏十、また特撮は当時設立してまもない円谷特技プロダクションが担当、そして主演石原裕次郎で1963年に映画化した作品である。

ゆれる船をしっかりとした構図で切り撮った安定感のある画、広い海と暗く狭い船の中の対比を市川崑監督ならではの強くはっきりしたコントラストで描いている。
このことで海の壮大さと「ひとりぼっち」の孤独、太平洋単独横断の難しさをさらに強調している。
名優石原裕次郎による関西弁での一人会話にも注目!
石原裕次郎の無邪気な少年のような表情、孤独に苦しみ流れる涙、そしてラストカットの表情にはきっとグッとくるはず。
若者の孤独で壮大な冒険のゆくえを是非大須シネマで見届けてください。


大須シネマスタッフ 高木

事務局スタッフが現在上映中の他の作品もご紹介。

『ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム』
ユル~いけどあったかい絆で結ばれたショーンと仲間たち。
セリフはなくてもハラハラしたり、ほっこりしたり、大人こそ、きっとショーンにハマる!


『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』
なけなしのお金をはたいて野良猫を助けたはずが、本当に救われたのはどん底の生活を送っていたストリート・ミュージシャンだった。『英国王のスピーチ』の製作陣が贈る、世界で一番心温まる奇跡の実話!

ということで、私が見て感じたことは、ヒトでもヒト以外の動物にでも弱いものに優しい人は痛みが分かるからこそ傷つきやすいかもしれないけれど、守りたいから頑張れる。
苦しい時に支えになるのは人だけでないですね。
ボブの振る舞いが自然体に感じるのは、本物のボブが演じているからかも。
素人猫だけど、芸達者!かわいいボブに会いに来てください!


『サスペリアPART2』
サスペリアPART2は、8月に掲載の『サスペリア』で紹介しています。
https://osucinema.blog.fc2.com/blog-entry-16.html


8月に上映したサスペリアのポストカードも引き続き販売しています!

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大須シネマ2019年 9/2〜9/15のプログラム
10:00「太平洋ひとりぼっち」
12:30「ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム」
14:20「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」
16:30「ショートショート」
19:00「サスペリアPART2」

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大須シネマ(席数42)
営業時間:9時30分開場~21時終了(年中無休)
劇場:名古屋市中区大須3-27-12
電話:052-253-5815
※上映開始前は電話に出られないことがあります。
※ブログコメントにはお答えできないこともあります。
予めご了承ください。

ホームページ:http://www.osucinema.com/
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大須シネマインディペンデント映画特集 仙頭武則MONJIN映画祭 作品紹介②

大須シネマインディペンデント映画特集 仙頭武則MONJIN映画祭 作品紹介②

9月16日(月)〜9月20日(金)の5日間にわたって大須シネマインディペンデント映画特集「仙頭武則MONJIN映画祭」と題し、国際的映画プロデューサー仙頭武則に師事した名古屋学芸大学卒業生をはじめとする20歳代の若者たちの作品上映が行われます。
名古屋学芸大学から7作品、京都造形芸術大学から3作品、特別招待作品として若干25歳で監督デビューをした甫木元空監督の『はるねこ』、そしてオープニング&クロージング作品として仙頭武則氏が初メガホンを取った衝撃作『NOTHING PARTS71』、今回のブログでは上映される全12作品を紹介していきます!
京都造形芸術大学から3作品を紹介!

『パンにジャムをぬること』(2019) 23分 監督:瀬波歌央
GYEONGGI FILM SCHOOL FESTIVAL 2019
東京国際ろう映画祭にて上映

パンにジャム

大学1年生の琳が、耳の聞こえない女の子・すみれと出会う。互いの違いや共通点を見つけ、二人が心を通わせる。

予告編
youtu.be/0ec-qFqZdIM

監督プロフィール
瀬浪歌央監督
1997年愛知県出身。 京都造形芸術大学映画学科10期生。
大学内では、監督をはじめ助監督・制作・録音・整音を学んでいる。
今作品は初監督作品。

9/16(月)19:20〜の回上映終了後 ミニトークイベント登壇

仙頭武則コメント
「私、実家、上社なんですよね」と京都のゼミ初日に彼女は言った。 奇遇は周囲に溢れている、それを奇遇と捉えるか、否かという感覚は大切だ。
その感覚が産んだ作品、「周囲を見渡して見ると大切なことが沢山あるんだ」本作はそんな想いに溢れる。


『京』(2018) 16分 監督:中田侑杏
第27回「レインボーリール東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」審査員特別賞
第41回「アジアン・アメリカン国際映画祭」ショートプログラム・青年部門入線
第1回「京都デジタルアミューズメントアワード」大学コンソーシアム京都賞

京

老舗の和菓子屋の息子に生まれ、進路に悩む中学3年生の智弘。
実家の店の手伝いで置屋への配達をした時、智弘は舞妓の厳しい世界を目の当たりにしてしまう。
しかし、それを表に出さない舞妓に心惹かれ…

監督プロフィール
中田侑杏監督 京都造形芸術大学・映画学科10期生 1998年1月4日京都、霧のまち亀岡に生まれ育つ。 19歳の時に制作した初監督作品が、国内外で入選・受賞。 最後の晩餐は、祖父母が作った白米とお味噌汁と決まっている。

9/16(月)19:20〜の回上映終了後 ミニトークイベント登壇

仙頭武則コメント
「京都を舞台に映画をつくること」「国際映画祭に出品できる作品を目指す」を課題にした2回生ゼミ第一弾の作品。秀逸なアイデアが彼女から提案され迷うことなく制作 伝統と今日的な問題、企画段階で「みえた!」と一人ほくそ笑んだ。


『忘れてくけど』 16分 監督:村瀬大智
第72回カンヌ国際映画祭「short film corner」にて上映

忘れてくけど

余命半年と宣告され、息子には「逆」勘当され絶望の淵に立つおっさん。
そんなおっさんが出会ってしまったのは妙な五人組ロックバンド。
そんな二者による奇妙な共同生活が始まる

監督プロフィール
1997年滋賀県信楽出身
京都造形芸術大学4回生

9/16(月)19:20〜の回上映終了後 ミニトークイベント登壇

仙頭武則コメント
私のゼミ生ではないのに、懐いてきてくれる学生の代表格。映画の話、社会の話、よく話した。
カンヌの件では叱咤激励、アドバイスを繰り返して送り出した。帰ってくると何倍にも成長した村瀬がいつもの場所で私を待ち構えていた。 映画は人を成長させる。

続いて特別招待作品を紹介!

『はるねこ』(2016) 85分 監督:甫木元空
第42回ロッテルダム国際映画祭2017にて上映
JAPAN CUT2017 にて上映

はるねこ

森の木々が語るのをやめるつかの間、客の来ない昼下がりに、店長(山本圭祐)は
「ばぁ(りりぃ)は自分と一緒に死ぬために森へ来たのではないか、あらかじめ父(田中泯)と約束していたのではないか」と思いを巡らせていた。父の後に姉と弟が来たのは、それが理由ではないか。店長はそんなことを考えながら、ギターをチューニングする。店長にとってその行為だけが、森の中で自分が自分でいるためのすべだった。


仙頭武則コメント
唯一無比の親友・青山真治から脚本が送られて来た。
彼の教え子の脚本だという。
「これ本当に学生が書いたの?」と第一声をあおちゃんに。聞けば私の本籍と同郷ということも知る、偶然ではない。
これは形にしなければならないと決断して青山・仙頭で自費製作を開始し甫木元は誠心誠意それに応え続けてくれた。日本を背負う作家となる、と断言しておこう。

最後にオープニング&クロージング作品を紹介!

『NOTHING PARTS71』(2014・2019) 144分・100分 監督:仙頭武則

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ある日、智一は沖縄で<軍用地>売買やホステスの斡旋などを生業とする信二の車に轢かれてしまう。互いが71年生まれということで意気投合し、二人は智一の仕事場である遺骨の発掘現場へと向かうのだが…やがて沖縄の迷走を自ら体験してしまうことになる。

監督プロフィール
仙頭武則<せんとう・たけのり> 
大学卒業後、大手鉄鋼メーカーに就職。退職後の90年、WOWOW入社。営業職として勤務した後、映画の買い付けを担当する部門に異動。映画プロデュースを始める。97年、「萌の朱雀」の河瀬直美監督がカンヌ国際映画祭新人監督賞、2000年に「EUREKA(ユリイカ)」(青山真治監督)の同映画祭国際批評家連盟賞&エキュメニカル審査員賞など、主要な国際映画祭での受賞作多数。07年、沖縄に移住して「NOTHING PARTS 71」を監督。09年から名古屋学芸大メディア造形学部教授。16年からは京都造形芸術大映画学科でも教鞭を執っている。そのほかプロデュース作品に、映画「M/OTHER」、「美しい夏キリシマ」。TVドラマ「私立探偵濱マイク」、「ダムド・ファイル」はじめ、WOWOW在職時にはギャラクシー賞、芸術祭等TV番組の受賞も多数。

9/16(月)〜9/20(金)の毎ミニトークイベントに登壇

仙頭武則コメント
「映画を辞めた」と沖縄に渡り3年が過ぎていたある日、沖縄でヒーローものを制作していた映像会社が「300万円で短編作って社員の訓練してほしい」と。
日々思い溜めていたことがあった、それを映画にしてみよう「長編になるが良いか?」
また無茶なことを始めてしまったと苦笑いしつつ、まだ映画製作不毛の地と本人たちがいうそこで何かやるのもいいかと。
一度完成した映画は披露試写会の当日の朝、「データが壊れた」と告げられ空中分解。
そこから1年後データが復旧したとまたも突然に。
そこから再編集し2012年暮れ沖縄公開、14年名古屋公開に続いて東京公開、それぞれに編集バージョンも変えてみた。
今回もまた再編集を試みたバージョンを披露します。
大丈夫か?オマエ!もうひとりの私が言う。
「大丈夫だよ、映画は自由なんだ」

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大須シネマインディペンデント映画特集 仙頭武則MONJIN映画祭は9月16日(月)~9月20日(金)当劇場にて!
開催期間の毎日、制作者によるミニトークイベントも行います!

是非、監督の思い、インディペンデント映画の力を感じに来てください!

作品詳細、予告、監督プロフィールなど最新情報はTwitter、Instagramにて!


Twitter:https://twitter.com/monjineigasai

Instagram:https://www.instagram.com/monjineigasai/


1日通し券も数量限定で販売しております!
https://monjineigasai.stores.jp/


※『NOTHING PARTS71』、『はるねこ』は1日通し券に含まれません。

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大須シネマ2019年 9/2〜9/15のプログラム
10:00「太平洋ひとりぼっち」
12:30「ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム」
14:20「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」
16:30「ショートショート」
19:00「サスペリアPART2」

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大須シネマ(席数42)
営業時間:9時30分開場~21時終了(年中無休)
劇場:名古屋市中区大須3-27-12
電話:052-253-5815
※上映開始前は電話に出られないことがあります。
※ブログコメントにはお答えできないこともあります。
予めご了承ください。

ホームページ:http://www.osucinema.com/
Twitter:https://twitter.com/osucinema
Instagram:https://www.instagram.com/osucinema/

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大須シネマインディペンデント映画特集 仙頭武則MONJIN映画祭 作品紹介①

大須シネマインディペンデント映画特集 仙頭武則MONJIN映画祭 作品紹介①

9月16日(月)〜9月20日(金)の5日間にわたって大須シネマインディペンデント映画特集「仙頭武則MONJIN映画祭」と題し、国際的映画プロデューサー仙頭武則に師事した名古屋学芸大学卒業生をはじめとする20歳代の若者たちの作品上映が行われます。
名古屋学芸大学から7作品、京都造形芸術大学から3作品、特別招待作品として若干25歳で監督デビューをした甫木元空監督の『はるねこ』、そしてオープニング&クロージング作品として仙頭武則氏が初メガホンを取った衝撃作『NOTHING PARTS71』、今回のブログでは上映される全12作品を紹介していきます!
まずは名古屋学芸大学から7作品を紹介!

『一社物語』(2016) 19分 監督:榊原英恵
第14回中映協映像コンテスト学生部門2位

一社物語

名古屋の一社駅を最寄りに一人暮らしをする実在の大学生、英恵・桂志・春香の日常をモチーフに戻れない青春の1ページを描く。

予告編
youtu.be/vkSgcxvFVj4

監督プロフィール
榊原英恵
名古屋学芸大学11期生
卒業後は2年ほどCMプランナー・ディレクターを経験し、現在は電通にて営業に。
今の夢はオールナイトニッポンレギュラー。

9/20(金)18:25〜の回上映終了後 ミニトークイベントに登壇
※20日14:00〜の回のレシート提示でミニトークイベント鑑賞していただけます

仙頭武則コメント
映画のことはわからないが私のゼミに入りたいという、おまけに将来はオリンピック事業に携わりたいとまで明言する。俺とは真逆だ!と互いに認めて様々な作品作りをした。私の「使い方」をもっとも熟知していた学生(笑)
今、電通でオリンピック事業に携わっていることには驚愕するしかない(笑)

『偽りにナイフ』(2017) 25分 監督:大塚史津
S.T.E.P大学連携による映画人育成のための上映会2018推薦作品
ROJIURAシネマにて上映

偽りにナイフ

親の反対を押し切り、美大に通う小百合。母親や教授、バイト先のプレッシャーの中、懸命に日々を過ごす。しかし、ある日事件に巻き込まれる。

予告編
https://youtu.be/vkSgcxvFVj4

監督プロフィール
大塚史津
1995年生まれ、岐阜県出身。
名古屋学芸大学を卒業後、東京で美術部所にて活動している。

9/20(金)18:25〜の回上映終了後 ミニトークイベント登壇

仙頭武則コメント
大塚史津の持つ確かな「観る眼」は運命に翻弄される人間の深層を見事に表現してみせた。「映画制作」は「観る事が最大の基礎」を実証した典型的な映画だ。

『祖母とSMON』(2018) 20分 監督:鈴木七海
INTERNATIONAL STUDENTS CREATIVE AWARD 2019 国内映像コンテンツ部門 優秀作
中部映像協会コンクール2019学生部門大賞

祖母とSMON

私の祖母は薬害SMON(別名:亜急性脊髄視神経症。整腸剤キノホルムによる薬害)の被害者である。これは祖母と私の家族のドキュメンタリーである。

予告編
youtu.be/dxHmkfZKmMw

監督プロフィール
鈴木七海
1996年浜松出身。名古屋学芸大学14期生。

9/17(火)19:00〜の回上映終了後 ミニトークイベント登壇

仙頭武則コメント
その頑固で一徹な作品づくりへの情熱は一体どこに起因しているのだろうか。
昼夜を問わず書き直し続け意見を乞う姿勢には感服した。
学生に映画制作を指導する教員は大変な仕事だと心底思い知らされた、これは愚痴ではない、すべての作品作りはかくあらねばならない。

『野良老人』(2018) 36分 監督:高木卓瑠
伊豆映画祭in土肥劇場にて上映

野良老人

2035年、日本の少子高齢社会が進んでいった結果、国や家族に見捨てられた「野良老人」が増えることとなった。野良老人になった田村は、国に怒りを抱いている野良老人のノラと若者の千里とともに国に戦いを挑む。

予告編
youtu.be/n2mHl5jIm98

監督プロフィール
1995年愛知県出身。
名古屋学芸大学14期生。
大学卒業後、大須シネマに勤める。

9/17(火)19:00〜の回上映終了後 ミニトークイベント登壇

仙頭武則コメント
彼のように岡本喜八、大島渚、日本を代表する作家の影響を公言する学生は今やそれだけで希少価値だ。
その影響が随所に光る本作は「最近の若者は・・」という大人へのカウンターパンチに他ならない。

『バージンロード』(2018) 39分 監督:長谷川裕加
大須にじいろ映画祭グランプリ

バージンロード

交際中のサヤカとユカ。
サヤカの実家にユカと挨拶しに行く事に。
しかし、サヤカはまだ、親にカミングアウトできていなかった。
家に近づくにつれて不安が募る中、色んな人達と出会いサヤカの気持ちも変わっていく。

予告編
youtu.be/w-EvERwKC9Q

監督プロフィール
長谷川裕加
名古屋学芸大学13期生
卒業後映像制作会社に勤務。

9/19(木)19:00〜の回上映終了後 ミニトークイベント登壇

仙頭武則コメント
私は、彼女の言動に何度も豊かな社会のあり方を発見し成長させてもらった。
本作には長谷川裕加が「映っている」それだけで素晴らしいこと。
映画は作者の人となりが映るものなのだ。

『repeat in the room』(2018)  38分 監督:長谷川汐海
名古屋学芸大学木村賞 渋谷ミクロ映画祭最優秀作品賞
One More Cup Movieにて上映 湖畔の映画祭にて上映
伊豆映画祭in土肥劇場にて上映

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平凡な毎日を規則正しくクラス42歳の会社員「リピート」は、ある日突然職を失う。引越しをし、中学生の頃の同級生と再開したことをきっかけに、彼の部屋に14歳の自分「リピートくん」が現れるようになる。
部屋にこもって世界を遮断し、中学生の頃の初恋を思い出しながら毎日を繰り返すリピート。彼の部屋の中では、現在と過去、現実と妄想など、様々な空間が重なり合う。

予告編
youtu.be/kM9vqvpUk30

監督プロフィール
1996年愛知県出身。 名古屋学芸大学14期生。
本作は各地の映画祭で受賞、上映されている。
大学卒業後、名古屋の映画館で働きながら制作を続ける。

9/18(水)19:00〜の回上映終了後 ミニトークイベント登壇

仙頭武則コメント
その卓越したセンスは 見たい映画があれば東京、京都どこであろうと労を厭 わず駆けつけていた映画への強い思いと意思の賜物なのだ。
私との対話を咀嚼し飛躍させることのできる賢女であると豪語してみよう、 映画作りとはコミュニケーション能力の集積でもあるのだ。

『私の中の赤』(2018) 28分 監督:柿田真美

私の中の赤

自分の中の本音を押し殺しているアイコ。 突然病気が発覚し、難病と診断されたことをきっかけに自身の本音と向き合うこととなる。

予告編
https://youtu.be/EAETsOFqbL4

監督プロフィール
柿田真美監督
1996年、静岡県生まれ。 名古屋学芸大学14期生。
現在は、地元・浜松でIT企業に勤務している。

9/19(木)19:00〜の回上映終了後 ミニトークイベント登壇

仙頭武則コメント
自らの辛い体験、心情を赤裸々に語ることには勇気が必要だ、彼女はそれを やり遂げた。昨今の実話映画とは一線を画した表現方法で見せる本作もまた今の若者の希望的一面だと断言しよう。柿田は生きるのだ。

大須シネマインディペンデント映画特集 仙頭武則MONJIN映画祭は9月16日(月)~9月20日(金)当劇場にて!
開催期間の毎日、制作者によるミニトークイベントも行います!

是非、監督の思い、インディペンデント映画の力を感じに来てください!

作品詳細、予告、監督プロフィールなど最新情報はTwitter、Instagramにて!


Twitter:https://twitter.com/monjineigasai

Instagram:https://www.instagram.com/monjineigasai/


1日通し券も数量限定で販売しております!
https://monjineigasai.stores.jp/


※『NOTHING PARTS71』、『はるねこ』は1日通し券に含まれません。

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大須シネマ2019年 9/2〜9/15のプログラム
10:00「太平洋ひとりぼっち」
12:30「ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム」
14:20「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」
16:30「ショートショート」
19:00「サスペリアPART2」

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大須シネマ(席数42)
営業時間:9時30分開場~21時終了(年中無休)
劇場:名古屋市中区大須3-27-12
電話:052-253-5815
※上映開始前は電話に出られないことがあります。
※ブログコメントにはお答えできないこともあります。
予めご了承ください。

ホームページ:http://www.osucinema.com/
Twitter:https://twitter.com/osucinema
Instagram:https://www.instagram.com/osucinema/

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プロフィール

大須シネマスタッフ

Author:大須シネマスタッフ
名古屋・大須商店街にある小さな映画館。
旧作映画中心に上映。自主制作アニメーション映画募集中(詳細はHP御覧ください)。貸館につきましてもHP御覧ください。
お一人でも気軽に映画を楽しめるミニシアターです。
館内全て常時換気・上映毎座席消毒他感染症対策行っています。

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