『祈り』(1967)~見えないものをどう表現したか~

本日2回目のブログアップ。
担当は、大須シネマスタッフ高木です。

『祈り』(1967)
~見えないものをどう表現したか~


『祈り』は1967年に公開されたソヴィエト連邦生まれの映画監督テンギス・アブラゼによる人の美しさ、醜さ、魂の誇りを宗教の対立を通して描いた作品である。

さて、早速ではあるがタイトルにある監督はこの作品で見えないものをどう表現したかということについて書いていきたいと思う。

まず、この映画で監督が描きたかったもの、それは人の美しさ、醜さ、誇りであると私は考える。では、この目に見えないものを監督はいかにして表現したか、彼が使ったのは「火」である。

「火」=「美しさ」に手を伸ばす白い服を着た天使、自分の手に持つ「火」=「美しさ」を消し、規律、しきたりには背いているが自身の誇りを信じ美徳を行った者の家を燃やす村人たち。そして家を燃やす「火」は「醜い」黒い煙となる。黒は闇であり闇の中には魂の穢れた悪魔がいる。火がついている時に何が起こっているか。火が消えた後に何が起きるか。

これから、『祈り』を観る方、観終わった方はもう一度、「火」に注目して観てみてください。
映っているもの聴こえる音が映画のすべてです。

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大須シネマ事務局です。
「祈り」については二人のスタッフが別視点で紹介記事を書きました。

世界で一番俺が正しい!映像詩で描かれる哲学的「ヒーロー映画」 『祈り』

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大須シネマ6月10日~6月23日までのプログラム

10:00~「祈り」
12:30~「ラスト・リベンジ」
14:30~「詩季織々」
16:10~「パリ猫ディノの夜」
17:40~「ショートショート」
19:00~「絶望の怪物」

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大須シネマ(席数42)
営業時間:9時30分開場~21時終了(年中無休)
劇場:名古屋市中区大須3-27-12
電話:052-253-5815
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